キッチン減額?パナソニックショールーム行ってみた
注文住宅でよく聞く予算オーバー
注文住宅みたいに、「坪数を減らす」ができないリノベーションはどう減額する?
減額のためにパナソニックショールームに行ってきたので
リクシルキッチンとパナソニックキッチンの違いが気になる人もぜひ最後まで
予算オーバー、減額どうする?
第2回目の見積もり時、すでに260万円予算オーバー
しかもこれは、まだキッチンを80万円で仮計算していた段階ですが
前回のリクシルショールーム見学で一目惚れしたリシェルを入れるとなると、80万円にはどうしても収まらず、さらに予算オーバーの予感。
ただ、もともと注文住宅を建てたいと思って情報収集をしていた私たち。
予算オーバーももちろん勉強しています。
▽仮見積もり公開しています
注文住宅減額方法
インスタグラムを中心に集めた情報だと
- 窓をなくす
- バルコニーをなくす
- 廊下をなくす
- 坪数を減らす
- 造作をやめる(1番大きな減額 100万単位で違うことも!)
・・・・。気づきましたか?
え、マンションだとどれも出来ないじゃん
せっかく勉強したのに詰みました。(笑)
- 窓をなくす →マンションの窓は共用部と見做されるため、撤去不可
- バルコニーをなくす →バルコニーは共用部と見做されるため、
- 廊下をなくす →もともとほとんどない。
- 坪数を減らす →部屋の広さは減らせない
- 造作をやめる(1番大きな減額 100万単位で違うことも!) →最低限の造作デスクのみ採用していた
最後の造作については、造作洗面台を入れる予定だった方は減額できるかもですが
私たちはもともと、マンション部屋全体のリノベーションは予算的に難しいとわかっていたので
水回りで変更する部分はキッチンだけの予定でした。
減額可能性はキッチンと扉
見積もりからわかるように、壁のクロスや床は必須項目。
必須ではない部分しか減額できるポイントはない。
その必須外項目はキッチンと扉でした。
キッチンは、以前リクシルショールームで見たリシェル(リクシル最高級クラス)を気に入っていました。
キッチンが好きなのであれば、あまり性能を下げる(価格クラスを下げる)ことはお勧めしません。
リノベーションの満足度が下がってしまう。
と言われていたので、性能レベルを保ちつつ価格を下げることはできないか?を探るため
他メーカーも見学してみることに。
3回目打ち合わせの後、その足でパナソニックショールームに行ってきました。
パナソニックキッチンの特徴は
パナソニックといえば家電のイメージがあります。
私たちの家も、今年パナソニックのドラム式洗濯機を購入したばかり。
見た目のスタイリッシュで、且つ洗濯機の性能には大満足。さすが・・・・。
そんなイメージ通り、パナソニックキッチンは電気設備が優秀でした。
横並びで調理しやすいワイドコンロシリーズ
パナソニック独自の電気設備として有名なのが、鍋を最大4つ並べて調理できる「ワイドコンロシリーズ」です。
これは、注文住宅を希望していた時もSNSで発見していました。
実際に現物を見たのはこのショールーム見学が初めてでしたが、良いです。
普通の3口コンロは、三角にコンロが並んでいるため奥のコンロで火をかけている鍋の調理をしようとしたときに、手前の鍋の湯気にやられてやけどなんかよくやっています。
3つ横並びだとその怪我がない!良いな〜とはずっと思っていました。
日本製フロントオープン食洗機
また、つい最近パナソニックがフロントオープン食洗機を出したぞ!というのも話題になったかと思います。
ビルトイン食洗機を入れるかどうか、については
今もなくてやっているし、なんとかなるんじゃん?(我が家はプリンくんが洗い物担当)
と、価格を抑えるために入れないことも検討していましたが
実際に子育てをしているパパママさんがこぞって食洗機が素晴らしいというので、とりあえずつけておくかという雰囲気で一応構想に入れていました。
食洗機を調べると、どうやら
浅型食洗機<<深型食洗機<<フロントオープン食洗機
の順で、洗い物がたくさん入るらしいという情報はありました。
ただ、今までの問題はフロントオープン食洗機は海外製のみな点。
機能としては海外製でも問題はないのですが、やはり海外製となると壊れてしまった時の修理に時間がかかるようです。
そんな欠点を補うように、パナソニックがフロントオープン食洗機を発売!そりゃ人気になります。
パナソニックキッチン以外にもパナ製食洗機を入れることができるメーカーはあるようですが、まだまだ発売直後なこともありあまり多くありません。
パナソニックのキッチンなのだから、パナソニックの食洗機はもちろん入れることができます。
家事楽!キッチン手元にコンセント
これは、私のキッチン選びで外せないポイントの一つです。
リクシルキッチンにも手元にコンセントあります。(場所は違います)
最近はコードレスなキッチン家電も増えましたが
まだまだコードがある方が主流です。ミキサーなど、手元にコンセントがあれば今より活躍する!と意気込んでいます。
気になるパナソニックキッチンの見積もり
仮の仮ですが、上記のような機能を追加したキッチンの見積もりを出してもらいました。
シリーズは、ラクシーナです。(ミドルグレード)
パナソニックにはLクラスという最高級グレードがありますが、予算オーバーのため減額を狙ってパナソニックを検討しているので、リクシルキッチンのグレードより下げて考えて見ました。
結果・・・299万円(税込)
え・・・(笑) ただ、これは上代ベースなので、リノベーション会社を通すとおそらく30%オフくらいにはなるかと思います。それでも高額です。。。さすがパナさん。性能が良いけどその分高いよ!のイメージ通りです。
パナソニックキッチン見積もり詳細
◾️キッチン ラクシーナ 扉:マットホワイト 取手:LCA カウンター:人造大理石グラニューホワイト
- カウンター人大フラット対面用切り抜き無
- ラクすーるシンクホワイト
- スリムセンサー水栓浄水器一体
- シンク下スライドコンセント取付用 ¥212,700
- クッキングコンセント幅1050
- トリプルワイドガス用壁納め配管スペース有
- フロアストッカー深型食洗下用
- エンドパネルフラット対面収納用
- フロア開きフラット対面用
- トリプルワイドガス用操作ユニット銀
- ラクするシンク用排水セットジャバラあり
- ラクするシンク用スラくるネット
- トリプルワイドガスステンゴトク連動銀 ¥399,800
- 食洗機深型上面操作扉材タイプ銀 ¥224,000
- 食洗機深型アルミライン取手シルバー用
- スクエアサイドフードSタイプR連動銀 ¥217,000
- スクエアサイド用ダクトカバー銀
大きなものだけ抜粋しています
パナソニックにするんだったら、これは最低限入れないとパナにする意味がないという機能を加えた結果このような金額感。これでは、リクシルの最高級クラスともいい勝負します。
パナソニックは難しいと現実を受け止め、リクシル内でどうにか減額できなかを再度検討することに。
リクシルキッチンはリシェルでないといけないのか?
リクシルには
シエル << ノクト << リシェル という3つのグレードがあります。
以前はリシェル一択!でしたが、正直ノクトとリシェルの違いがわかりません。
まず、キッチンで譲れないポイントやリシェルにときめいたポイントを整理してみます。
キッチンの譲れないポイント
- 調理スペースが広いキッチン
- シンクが広いキッチン
- 浄水器付き
- 収納量
- コンロが広い(3口が干渉しない)
- 蛇口のホースが伸びる
- 調理器具を差し込める手元コンセント
実はこれ、ノクトでも全て対応しています。
特に、リシェルの収納量に惹かれましたが
リクシルキッチン全体の特徴が収納量。
ノクトだとリシェルには収納量で劣りますが、他のメーカーと比べるととっても◎
絶対にリシェルがいい!ほどの差はなさそうに思いました。
ダブルサポートシンクに感動
また、このシンクすごい!絶対これ欲しい!と色々な解説動画で見て思っていた
Wサポートシンク
これ、ノクトでも入れられました。
動画の方がイメージわきそうです。
これがいい!困ってたを解決するのは、さすがリクシルさん。
リシェルでないとだめ?
ここまでノクトの素晴らしさを語ってきましたが、ではリシェルだと何がすごいのか。
ざっくり、収納力がさらにアップ。
扉とワークトップがさらにおしゃれに。
これだけです。(詳しくは他にもありますが、ざっくりです)
収納力はあればあるほど良い!と思っていますが、他社メーカーよりそもそも良いし
扉とワークトップは、白にしようと思っていたので
ノクトでも満足のいく白が見つかりました。
※白でもたくさん種類があります。まさに、白って200色あんねん(byアンミカ)です。
ノクトいいじゃん!大満足
ということで、パナソニックを見学した結果
リクシルのミドルグレードノクトに落ち着きました。
次回打ち合わせ時には、一旦リシェルで正式見積もりがでてくるはずなので
ノクトに変更すると伝えましょう。減額!