本当に地震に強い家とは
※こちらは、戸建て住宅のお話です。
HM勤務の妹によく言われたのはこれ
地震に強いです!は誰でも言える 国の最低限基準を下回る家は建てられない
だからこそ、客観的数値が大切
それ、言われたけど詳しく知らない・・・
って方にはこの記事おすすめです!
耐震等級3とは
下記の記事、参考にしております。
妹や性能系のHMさんが良く言っていたことに近しい記事です。
最近大きい地震も多いし、南海トラフ地震も来ると言われている。(日本の半分が被災するとも言われています)
自分だけでなく、自分の家族も危ない。
だから、きちんと見分けることが必要です(妹力説)。
私たち夫婦は、実例などを調べていき耐震等級3で建てたい!との意思がかたくなりました。
言葉のわな
耐震等級3相当
これ、気をつけなさいって妹も、他のHMさんも言ってました。
相当とは、耐震等級3を取得できるであろうあくまで”推測”
実際に計算したら1レベルの可能性もあるよ。。。
せっかくの注文住宅だから、これしたいあれしたい、こんな風な間取りにしたい
いろいろあるけど、それを全部
できます!!の一声で間取り(梁の位置や壁の量など)を変えてしまうと
どんどん地震に弱くなってしまうことも。
耐震等級が同じでも、実はレベルが違う?
ここからは少しニッチなところだけど
同じ耐震等級3でも、レベルが違うことがあるよ
は・・・?
- 壁量計算(建築基準法)
- 性能表示計算(品確法)
- 構造計算(許容応力度計算)
どうやら、耐震等級の計算は3種類あり、建築基準法的には壁量計算で問題ないらしいのだけれど
実際の強度にはかなり差があるらしく。
品格法の耐震等級2は許容応力度計算の耐震等級1と同レベルと考えられているみたい。
耐震等級3だから、めちゃくちゃ地震につよい!というわけではないことを理解して
どの程度まで求めるのかは、施主になる人の考えかただと思います。
ちなみに、耐震等級が高いと地震保険が割引になったり国から補助金が出たりするけど
それは、壁量計算の耐震等級で大丈夫みたい。
スキップフロアは地震に弱い?
私たちも憧れた〜!
スキップフロア入れると
許容応力度計算での耐震等級3は取得できなくなると。
だそうですので、とにかく地震に強い家を建てたい!との考えだったら
スキップフロアは諦めた方がよさそうです。
でも、スペースの有効活用だったり小さなお子さんがいるお家だと
遊び場になったりと楽しそうなので、ここも考え方次第ですね。
私たちが見学したHMだと、アイ工務店のスキップフロアが素敵だった!
工法による違い
マンションなどの鉄筋は別として、木造住宅だと
そもそも工法によって強さが異なるみたい。ただ、メリットデメリットあるから比較して検討するのが大切です。
上の図のように、間取りの自由度が高いけど、耐震性はちょっと劣る木造軸組構法と
やりたい間取りにはできないかもしれないけど、耐震性・防火性が高い2×4工法(柱の太さで、2×6工法とかもあるよ)の大きく2パターン。
勾配天井にして梁を見せているおしゃれなお家とかは木造軸組工法だと思ってOK
天井の上まで窓が続いて、広く見えるLDKとかもこっち。
逆に、性能鬼の一条工務店とかでデメリットとしてよく挙げられるのが
自由な間取りにできない
これは、2×4工法(2×6工法)ゆえのって感じみたい。
※商品によっては一条でも軸組工法の商品あるよ。
ダンパーって?
うちは、木造軸組工法だけどダンパーで補ってますよ。
みたいなメーカーも多いですが、性能鬼も一条さん的には元々の工造が弱いからっていうけど
エビデンスはなさそう。
私たち夫婦は、ダンパーでなく元々の作りが強い方が良さそう!と考えたので
ダンパーについてあまり勉強しておらず・・・・
ただ、ダンパーを使っているHMさんたちが言うには、ダンパーにもいろいろ種類はあって強度が違うらしい。
比較するHMさんのダンパーの特徴をよく比べてみて!
ちなみに、私たちが木造軸組工法だけどなんとなくダンパーの強度も強そうだな〜と思っていたのは
アイ工務店さんです。
鉄筋とか、マンションとかはまた工法が違うらしいので
あくまで木造住宅としてお考えください。
本当に地震に強い家を作りたいときの魔法のことば
ここまで読んで、本当に地震に強い家を建てたいと思った方は、こちらの魔法の言葉を
HMさんに言ってみてください。
許容応力度計算で耐震等級3の家を建てたいです。
そもそもできないHMさんもありますし、否定されることもあると思います。
なので、みなさんがその言葉を出す前に勉強しておくことが大切かな??と私は思いました。
私たちは、
まずは勉強だー!
となったので、資料請求しまくりました。
ただ、闇雲に比較するのは大変すぎるのである程度条件で絞って資料請求できる方が効率的です。
ちなみに、マンションだとほとんどが耐震等級1に該当するらしいです。
ただ、戸建て住宅と地震に対する強度の考え方が少し違うから
あまり深刻には考えなくていいと私たちは思っています(旧耐震マンションは論外)